どうすればいいですか？
引っ越しを決めてから実際に引っ越すまで、
住民票を移すタイミングはどの時点で行えばいいか等をここでは解説します。
住民票移動の基本的な届出の種類と書き方については
このＨＰのトップページをご覧ください。
■住民票を移すタイミングは、基本的に法律に沿って
法律に住民票移動の手続きの期限がさだめられています。
転入届→転入してから14日以内
転居届→転居してから14日以内
転出届→転出の前にあらかじめ
なので、引っ越しの際に住民票を移すタイミングとしては、
基本的に法律で定められた上記の期限内です。
■転出届のタイミング
転出届を出すと、転出証明書が渡され、それを転入届に添付して、
新住所地の役所へ届け出ることとなります。
そして、この転出証明書には有効期限というのがないため、
転出届を出す際のタイミングは、転出前であればいつでも大丈夫です。
引っ越しの荷造りや片付けを始める前でも構わないわけです。
なので、自由なタイミングで住民票を移すための転出届を出してＯＫです。
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■転入届のタイミング
転入届のタイミングは、法律に沿って行わなければなりません。
すなわち転入してから14日以内です。
転出証明書が発行されてから14日以内ではない点に注意です。
一応法律上は14日以内に転入届を届出ないと、
5万円以下の過料が科せられることとなっています。
（ただ、実際は悪質なものでない限り、課せられることは稀です）
ですので、転入届による住民票を移す期間は、転入から14日以内がタイミングです。
■転居届のタイミング
転居届のタイミングとしては、転居から14日以内です。
これも法律上で定められた期限内ということになります。
同じ市区町村内での転居についての届出が転居届です。
ですので、今まで住んでいた市区町村とは別の市区町村へ出す転出届と違い、
転居してから14日以内というのが、転居届による住民票を移すタイミングとなります。
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■住民票を移すタイミングを逃したら
転入届→転入してから14日以内
転居届→転居してから14日以内
転出届→転出の前にあらかじめ
上記の法律で定められた期限を過ぎ、
住民票を移すタイミングを逃してしまったとしても、
手続きはしなければなりません。
ですので、引っ越しをして、もし仮に、手続きを失念し、期限を過ぎてしまったとしても
役所の窓口を打ち合わせながら、手続きをしましょう。
でなければ国民健康保険や、選挙の権利がその市区町村で行使できないし、
また、住民票を基準として課せられる住民税の義務も、
その市区町村では行使されないこととなります。
なので、できれば法律で定められた期間内のタイミングで住民票を移しましょう。
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